こんにちは、川畑です。
本日もありがとうございます。
やがて2歳になろうという息子がいるのですが、日々いろいろなことに取り組んでいる姿を見て、父として感動してしまいます。
そんな我が子の話で恐縮ですが、彼から身をもって教わったのが「子供の好奇心・熱量」の重要性です。
正直子供が出来るまで、好奇心がいかに重要かを忘れていました。
子供の持つ好奇心は強力
子供の持つ好奇心は本当に強力です。
やがて2歳になる息子にとっては毎日が発見の連続で、そこに落ちている石や葉っぱ、何にでも興味を示します。
私や妻が手に持っているもの、動作、などなど全てが興味の対象です。
- まだ出来ないけどやってみたい!
- ここに何があるのか知りたい!
- ドアを開けると何が起きるのか知りたい!
- この物体はいったいなんだ(父の靴の中敷き)!?
とにかく彼の頭はそんな「好奇心」に満ち溢れているんじゃないかなと思います。
そしてお子さんのいる方なら必ず共感してもらえると思うのですが、なによりも驚くべきことに、好奇心で色々気になるだけでなく、教えてもいないのに突如新しく出来ることが増えていくんです。
例えば手を洗うための台を自分で持ってきたり、クイックルワイパーで部屋を掃除してみたり、玄関の鍵を開けてみたり、、、といった具合です。
どうやら好奇心というものは圧倒的なパワーがあり、その好奇心に突き動かされる様に出来ることが指数関数的に増えていっているようです。
大人はなぜ好奇心レベルが低いのか
さて、私自身も含めて大人はどうでしょう。
私自身も息子が持つ様な圧倒的な好奇心を失ってしまっているような気がします。
なぜそうなってしまったのか、
大人が好奇心のレベルが低くなる要因は主に3つだと考えています。
1.既に経験済みで予測可能
新しそうなことでもなんとなく予測がつく事ってありますよね。
経験からなんとなく推測できてしまうので、新しそうなことに向き合った時「まあこんなもんなだろうね」とニヒルな感じで見てしまう自分がいます。
2.新しい事に手を出すのが怖い
感覚的には面倒くさいという感情が表に出ているようですが、その根源には新しいものへの抵抗感、恐怖心があると思います。
いつも通りのやり方、いつも通りの手段を取るのが効率的なので、やっぱり新しいことにトライするのが面倒に感じます。。。
3.感動力が弱っている
きっと体験が増えることで、大人はドンドン自分の感情に身を預けて「感動する」ことを忘れていってしまっているんでしょう。
ただ犬がいるだけでキラキラと目を輝かせる息子を見て「新しい些細な出来事」への感動力、ワクワクする力が弱ってしまっているのを、痛感しています。
出来るならワクワクする人生を歩みたいものです。
川畑が体験したワクワク
すごく些細なことです。
買い物の帰り、いつも通る道の一本前の通りを曲がって帰ってきたのですが、
なんと、、、
出汁の自動販売機があったんです!
一台全部お出汁!
本当にびっくりしました。
家に帰って妻にやや興奮気味に「出汁の自販機が家の近くにあった!!」と話をしたのを覚えています。
実にしょうもないことですよね(笑)
まるで子供です。
でも、どうやら感動やワクワクする感情を持ち続けるには「子供」にならないといけないみたいです。
大人が好奇心を忘れない方法
出汁事件から得た教訓ですが、大人が好奇心・ワクワクを忘れないための子供の気持ちに立ち返るのに必要なのは「新しいことをして」「想定しない出来事に出くわす」ということです。
「いつもと違う道を通ってみた」
これが新しいことだったわけです。
確かに出汁の自販機なんて見たってなにも感じないよ・・・と思うような気もします。
しかし「いつもと違う道を通ってみた」+「出汁の自販機なんて想定していない」が合わさったことでワクワクしだしました。
結局、歳を重ねるにつれて経験が増え、些細な感動が減ったところで、新しいこと+予想外のことにワクワクするようです。
そのために「いつもと違うこと」をする習慣を意識していきたいですね。
好奇心をビジネスに反映する
出汁の話は、子供なら「へー、出汁の自販機~」で終わりです。
でも大人はここからビジネスの思考にもっていくのも良いと思います。
例えば
- 出汁の自販機がここにある理由はなぜか?
- 売れるからだとしたら、1日どの程度、月にどの程度の利益が見込まれるのか
- そもそも1台でビジネスとして成り立つのか?
- 成り立たなそうなら近くにもあるのではないか?
などなどです。
こうやっていろいろ考えた末に、自分ならもっとうまくやれそうだ!とか、これがあるなら付随でこんなものも売れるのでは?とかそういった新たなビジネスの発想が生まれてきます。
経験値から好奇心を失うのではなく、経験値をもって子供以上に好奇心を活用して自分の人生を楽しんでいきたいものです。
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