こんにちは、公認会計士の川畑です。
本日もありがとうございます!
信長の野望の野望というゲームをご存じでしょうか?
このゲーム、地理や歴史だけではなく経営についても学べてしまう最強のゲームでした。
今日は息子にやらせたいゲームということで、信長の野望についてお話していこうと思います。
ゲーム、信長の野望とは?
信長の野望シリーズは、1983年に株式会社光栄マイコンシステム(後に「光栄」→「コーエー」→現「コーエーテクモゲームス」)が発売したPCゲームソフト『信長の野望』を第1作とする[1]、日本の戦国時代をテーマとした歴史シミュレーションゲームのシリーズである。
信長の野望シリーズ – Wikipedia
信長の野望は経営も学べる最強のゲーム
普通に織田家をやり、武田家や上杉と言ったら名だたる武将で遊ぶのも楽しいのですが、一番楽しいのは弱小勢力で生き残るプレイ。
資金力も頭数も、能力も大勢力には全く敵わない中で生き残る。
これは中小企業経営に似ています。
滅亡(倒産)しないように、ありとあらゆる手を尽くすわけです。
その中でも特に、ランチェスター戦略が身をもって学べるというのが醍醐味だなと。
実際のランチェスター戦略とは若干異なりますが、弱者と強者という構図で考えていきます。
さて、私が今回プレイしているのは東北の稗貫家。圧倒的弱小勢力です。
信長の野望でランチェスター戦略を学ぶ
ランチェスター戦略というのはご存知でしょうか?
ランチェスター戦略は、ランチェスター法則という戦争理論が由来です。
これはF.W.ランチェスターが第一次世界大戦時に提唱した理論で、
「兵隊・戦闘機・戦車などの兵力の数と、武器の性能が戦闘力を決める」というものでした。
それを元に日本の田岡信夫氏が提唱したのがランチェスター戦略です
ランチェスター法則には第一法則と第二法則があるのですが、ランチェスター戦略においては弱者と強者と定義されています。
強者とは、業界シェア1位で弱者は2位以下全てです。
ということは、勢力差が存在する信長の野望というゲームでは、このランチェスター戦略の状況が生まれるわけです。
しかし、ある特定の地域での局地戦に絞ると、その戦場における強者は、必ずしも全体の兵力が大きい勢力とは限らなくなります。
ということで、東北の弱小勢力、稗貫家でさっそく初めて行きました。
もちろん「弱者です」
【信長の野望】稗貫家でランチェスター戦略の実践
今回私がやるのは、信長の野望-創造-のNintendoSwitch版です。
弱小勢力の時は力をつける(斯波滅亡作戦)
例えば今私は、東北の稗貫家という小さな小さな勢力でプレイしています。
この勢力は斯波家に従属しており、かつ南は伊達、北は南部と巨大勢力に支配されている状況です。
初期兵力はたったの532。
斯波家が1,452なので1/3です。
ということでまずはせっせと自分のお城と城下を発展させ、近場の同規模勢力を叩き潰し、支配勢力である斯波家と戦える規模を目指します。
強者である斯波家とは戦わず、従属勢力として逆転を狙しました。
差し当たって小野寺の横手城、戸沢の角館城あたりが絶好の狙い目。
そしてしばらくすると、伊達が葛西家の寺池城を奪いにかかるので、胆沢城と鳥海城から援軍が出ている隙にこの2つを奪います。
さあ、こうなると斯波と戦えるだけの兵力が整いました。斯波との従属関係を解消します。
北の安全を確保したので、一気に斯波を滅ぼします。
斯波相手には南北から攻めて、制圧していきます。
ただ、南部が敵対していた斯波と突如停戦し、援軍に来るという面倒な動きに出ました。
たまたま伊達に工作をかけて、仲良くなっていたので仲裁をしてもらい何とか高水寺城を陥落させます。
まだまだ弱小勢力(南部滅亡作戦)
そこから、伊達と同盟を結び、南の安全を確保しつつ北の南部との戦いに備えます。
※ちなみにこの頃には、浅利、安東、浪岡、蠣崎は南部により滅亡させられています。
ただ、斯波を潰した後と言えど、南部は3倍近い兵力差があります。戦っても当然ボコボコにやられて滅亡です。
さらに戦わずとも、すぐさま攻め込まれると困るので、伊達としっかり仲良くしておき、攻め込まれた際に仲裁をして貰える様にします。
ここからが長かった。
このゲームは本城と支城があり、本城は経済規模も人口も大きいのに対して支城は、、、、
稗貫家は、斯波から奪った高水寺城しか本城がなく、南部に成長スピードで敵いません。
そこで、とりあえずお金をためて、攻め込みやすい中継地点に支城を築城することに。
本城の少なさを支城の多さでカバーしてみました。
さて、ここからがランチェスター弱者の戦略の展開です。
【信長の野望】ランチェスター弱者の戦略
さて当時、南部家の兵力は35,000、私の稗貫家は27,000ほどになっていました。
これでは全く勝ち目はありません。
が、三戸と九戸を奪う際にすぐに出てくる敵部隊は、石川城、檜山城、独鈷城あたりです。
北海道にいる部隊が1万ちょっとなので、なんと東北エリアではトントンの状況になりました。
ここで局地戦を行い、伊達との同盟パワーで強引に一時停戦にさせれば、なんとかなるやもしれせん。
ということで、敵の武将に密談を仕掛け、戦闘参加勢力を減らし、青森付近の街道に部隊を5,000ほど配置して三戸九戸進行を遅らせます。
その隙に2万の兵で一気に三戸九戸を攻め落とします。
この三戸九戸戦においては、なんと私が南部の倍の兵力という状況が出来ました。
【信長の野望】ランチェスター強者の戦略
さて、三戸九戸を抑えたことで、稗貫家と南部家の兵力差はトントンになりました(3.5万対3.5万ほど)。
さらに北海道部隊が遅れてくる点から、青森エリアでは明らかに稗貫家が優勢。
今度は強者の戦略です。
広域戦を展開するわけです。
目標は独鈷城と檜山城。
まずは日本海側から1万の兵力を送り込み、檜山城を目指します。
この隙に三戸側から2万の兵力を送り、うち5,000で石川からの援軍を抑える様にし、一気に独鈷城へ攻め込みます。
独鈷城を抑えた勢力の半分を、石川から部隊を抑える援軍として戻し、残った部隊で檜山城へ援軍へ。
南部隊はなすすべなく壊滅。
さて、残りも数にものを言いつつ青森を制圧し、北海道へ。
強者の戦略で南部を滅亡させました。
そしてまた弱者の戦略へ
さてさて、南部を壊滅させたので次はついに伊達です。
ゲーム開始当初は10倍以上の兵力差があった伊達。その後お互いに成長しつつ、ついに12万対12万という大勢力になりました。
しかし、北海道の2万の兵力はすぐに使えないので、実際には10万対12万です。
さらに武将の能力も伊達には到底敵いません。
となると、またまた弱者の戦略です。
ここからはまさに今やっているので、この後どうなるのかわかりません。
とりあえず例によって密談で戦闘部隊を削った上で、真室城と鶴ヶ岡城に大攻勢をかけてみようと思います。
一時的に5万対2万くらいの格好を作れるかもしれません!
その後、最上家の本城である山形城奪取を目指せば、東北での覇権を伊達から奪えそうです。
編集後記
信長の野望はランチェスター戦略も学べますが、地理や歴史もわかります。
兵隊を移動させるため、どの程度の時間がかかるかもなんとなく体感できます。
例えば、東京と宇都宮が結構遠いことなど(笑)
息子にゲームを買ってあげるなら、こういう勉強になるゲームをやらせてあげたいものです。
また今日は、アサガオ君たちのためにネットやら色々と買い出しに行きました。
相変わらずの天気ですが、、、
娘も来て、疲れが出てきたのか若干みんな体調不良なので、ここが踏ん張りどころですね!
今更ですが、めちゃくちゃハマっています。