運が悪いのはどうしようもない。考え方の差で全てが変わる

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こんにちは、川畑です。本日もありがとうございます。
突然ですが運が悪いか良いか聞かれたらどっちでしょう?

私は運が良い方です。
どういうわけか、いつも良いことばかりおきます。

・・・というのは冗談として、世の中には運というものが存在しているようですが、こいつの正体ってなんなんでしょうかね。

運の良し悪しって人によって決まるのでしょうか?
少し考えてみました。

運が悪いのはどうしようもない

運が悪いことというのは生きていれば必ずあります。
こればかりはどうしようも無いことなのです。

程度の差はあれど、大半の人がそれなりの不運に見舞われているというのが事実です。
であれば、そういう流れだと受け入れるしかないと思います。

世の中には常人の想像もつかないくらい不運が重なる人はもちろんいます。

運が悪いかどうかは考え方による

普通の人間に迫り来る運・不運には波があり、どちらか一方しかないことはあり得ないはずです。

しかし周りを見渡すと、運の良い人と悪い人がいるように感じることがあります。

この差はなんなのでしょうか?
運が良い人は本当に運が悪いことはないのでしょうか?

私はこればかりは考え方次第だと思っています。

つまり、運が良いと思っている人にとっては「幸運」側が見えているだけでなく、不運さえも幸運に感じている又は置き換えている可能性が高いと言うことです。

当然逆もあります。

結局のところ運の良し悪しではなく、運が良いと思い込んでいるか、運が悪いと思い込んでいるかの違いに過ぎないんです。

不運な人は幸運につながる行動をしない

自称不運な人は、幸運につながる行動をしていないのでは?と思います。

仮に幸運かこと、例えば福引に当たる確率が10回に1回と神様が決めていたとしましょう。

幸運だと思っている人はこう考えています。
「俺は運が良いから、何回かに1回当たる」

不運だと思っている人はこう考えています。
「俺は運が悪いからどうせ当たらない。何回もやるだけ無駄」

結果は見えていますよね。

どちらも神様が決めた当たる確率は本来同じなのに、運が悪いと思い込んでいる人はそもそも挑戦すらしなくなるのです。

クリスマス会での出来事

昔とあるクリスマス会に参加した時のことです。

受付時に名刺を入れて、くじ引き時に引かれたら豪華なクリスマスプレゼントをもらえると言うゲームがありました。

パーティ内で一緒に話した人に、名刺はいれたかと聴くと驚くべき答えが返ってきました。

「あー、忘れてました。運が悪いのでどうせあたらないんですよ」

さっきの話の通りです。

単に打席に立った回数が少ないだけなのに、その人は不運だからと挑戦すらしていなかったのです。

とは言え、最初に不運が続くと「俺は運が悪い」と考えてしまうのもある程度理解はできます。

そこでどうすれば「運が良い」と思い込む側の人間になれるのかを考えてみました。

特定の出来事だけで運不運を決めない

運の良し悪しの判断を特定の出来事だけで決めないことは大切です。

例えば朝家を出て鳩のフンを喰らったとしましょう。

この出来事を単体で見れば「不運」なようにも思えます。
しかし、この出来事のみをみないでその後の事を考えたらどうでしょう?

学校や会社についてからの話のネタとして最高の出来事に思います。

さらにその後に合コン、セミナー、商談などといった重要なイベントなんかがあろうものなら大喜びです。

期末試験、傘の持ち手事件

私の高校時代の出来事です。
期末試験の日、その日は強風が吹く土砂降りの雨の日でした。

傘をさしていつものように学校へ向かっていると、ひと際強い風がビューンと吹き抜けました。

私は慌てて傘に力を込めて、飛ばないようにと押さえました。

すると傘を持つ私の手が、風の抵抗をグッと感じた次の瞬間、、、
フッと抵抗がなくなりました。

驚かないでくださいね。

なんと、私の手には傘の持ち手の部分だけが残っていたのです。


そして私を雨から守っていた傘は、遥か彼方に吹き飛んでいました。

ここだけ残る

その後ご想像の通り、全身びしょ濡れで学校に到着です。

おまけにあまりの悪天候で期末試験は1日延期。
登校した生徒は少し天気が落ち着くまで待機した後に帰らされました。
※帰る頃にはどういうわけか暑いくらいの日差しがさしていたのは言うまでもありません。

どうでしょうこのエピソード。
死ぬほど運の悪い日に思えます。

傘を持っていかれ、必死でたどり着いたら試験は中止。
おまけに帰りは清々しいくらいの晴れ。最悪です。

しかし、このネタは10年以上使い回しています。

確かにあの日の出来事だけを切り抜くと、圧倒的不運の持ち主です。

しかし、その後数十年にわたって語り継ぐことができる貴重な「ネタ」をゲットしたわけです。なんて私は幸運なんでしょう(笑)

「自称」運が良いから始める

運が良い人生を歩むコツです。

結局のところ、運が良いと言っているやつなんてほとんど「自称」です。

みんなそれなりに苦労や不運に見舞われていても、自分は運が良いと思い込んでいるだけのこと。私も同じです。運が良いと思っていますが、所詮自称。

良かった時を切り抜いて、悪かった事をネタにして「運が良い」と思い込む。

でも、それで良くないですか?
前向きに生き、挑戦回数が増えると必然的にアタリが増えます。
そうするとなんとなく本当に運が良くなってきている気になれるのです。

人生なんて全部が良い方に転がり続けるわけがないんですから、思い込む他ありません。

全てが良い方に転がる人生なんかつまらない

映画マトリックスの中で、救世主ネオと会話をするマトリックスの創造主であるアーキテクトがこんな趣旨ことを言っていました。

最初のマトリックスは理想郷だった。最高傑作だと思ったが敢え無く崩壊した。
人は完璧な世界に住めないようだ。

マトリックス リローデット アーキテクトのセリフの趣旨

要するに、完璧すぎる・思い通りになる世界に人間は耐えられません。
なぜなら不自然すぎるからです。

また、マトリックスver2はカオスすぎて崩壊しました。
そして、安定したのは「選択の余地」が与えられたマトリックスからだったそうです。

もし、あなたの人生が思うがままだったらどうでしょう?
そこはマトリックスver1の世界です。

今すぐ白ウサギを追ってください。

こういった具合に、そもそも完璧すぎる人生なんてつならないのです。
失敗や運の悪いことに振り回されるのが人生です。

だからこそ、心の在り方だけは「俺は運がええんやぞ」であった方が幸せです。

ぜひ、思い込みから始めてみてください!

編集後記

犬の糞を踏んだり何かとフンに縁がある人生なのですが、とりあえず「いい話のネタができた」と思うことで、なんとか精神を保っています。

ちなみに糞を踏んだ時には、まず乾いた砂にこすり付けてから、木の棒を使うと簡単に落ちますよ。

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ABOUT US
川畑文秀
公認会計士に大学在学中に合格し、監査法人に6年弱勤務していました。 現在は監査法人を退職し、公認会計士・税理士兼経営コンサルタントとして経営に役立つ情報を発信中。社長業は孤独な仕事です。私はそのパートナーとなるべく活動しています。趣味はゴルフで、ビールとワインが大好きです。