経営をしていると日々様々な悩みに直面します。
売上の悩み、お金の悩み、人の悩み、その他諸々なことに悩み、もがきながら経営をされているのではないでしょうか?
なんとかならないだろうか、、、
そう思う日々が続いている方もいるかもしれません。
今日は悩みと向き合い、どう解決するのか?の私の考えをお話ししていきます。
社長の悩みググれますか?
ところで、社長の悩みはググれますか?「会社 売上 上げ方」みたいな感じにです。
なぜググれるか聞いたのかというと、ググれる悩みというのは今まさにあなたが直面していると感じる問題だからです。
つまり、ググれる悩みというのは社長の頭の中で言語化された悩みのことを指します。
頭に浮かんだ悩みを、今では簡単にグーグルに聞く事ができます。
とても便利な世の中になりました。
困ったらとりあえずグーグルに質問すれば良いわけです。
私もグーグル先生には大変お世話になっています。
しかし、それでも悩みって解決しないことがありませんか?
それは悩みの原因と思っていても、根本原因をググれていないからかもしれません。
社長の悩みの根本原因はググれない
通常、社長の悩みの根本原因はググれません。
これはなぜかというと「ググれる悩み」は氷山の様に、全体としての悩みの一部が海面から出ているからに過ぎないからです。
様々な要因の悩みがあった上で、言語化されたものが「ググれる悩み」として意識に浮かびます。
例えば資金繰りの悩み。
資金繰りが苦しいという悩みがあるのでググったとしても、一向に解決できないことはありませんか?
これは会社によって事情が違うからです。
- 売上が急成長中なのか、停滞中なのか?
- スタッフをどのような形態で雇っているのか?
- 取引先・仕入先との関係
- 設備投資は過剰ではないのか?
- 販路の状況はどうなのか?
- エリアはどうなのか?
ちょっと考えただけでも、山の様に「資金繰り」に影響を与える可能性のある要因があげられます。
こういった「言語化されていない悩み」つまり悩みの裏の裏にある悩みが積み上がった結果、「資金繰りが苦しい」という言語化された悩みになるのです。
では、言語化されない悩みを特定することは出来ないのでしょうか?
いいえ、そんなことはありません。話すことで言語化できることがあります。
ちなみに資金繰りについてはこちらの記事で触れていますので、参考にしていただければ幸いです。
悩みの根本原因は話すことで見つかる
経営の話は一旦置いておいて、過去、誰かに話すことで悩みが解決したことってありませんか?
- 友人関係の悩み
- 親族関係の悩み
- 恋人との悩み
こういったプライベートな悩みは、割と悩みの敷居が低いので仲の良い友人と話したりすることで、悩みの本質に気が付いたりします。
そうすることで「あ、そうか、そういうことで揉めてたのか」といった具合に、自分では気が付かなかった視点を得ることができます。
ところがこれが経営の事になるとどうでしょうか?
一人で悩んでいたりしませんか?
経営だって人に話すべき
確かに友人・親族・恋人といった、誰でも経験していることではないので、相談相手がいなくなってしまっていることも原因です。
しかし、悩みの解決方法の本質は同じです。
人に悩みを話すことで、頭の中が自然と整理されて行きます。
氷山の下の方が少しずつ見えるようになっていくわけです。
そういった立場でコミュニケーションを取る相手としてお手伝いさせていただくのが、私の仕事だったりします。
若干宣伝っぽくなっていますが、まずは入口として、パートナーと少し経営の悩みを共有することから始めてはいかがでしょうか?
誰でも良いわけではありません。ただ、パートナーであれば真剣に考えてくれるはずです。
是非、とりあえず誰かと話すことから始めてみてください!
割と効果絶大ですので。
そしてもう少し経営に踏み込んだ話を・・・となった際に、顧問税理士や経営コンサルタントなどに声をかけてみると良いと思います。
編集後記
この編集後記に書くお話ですが、息子の話を結構したりしています。
こういう堅苦しい話をしているブログだと、堅物みたいに思われてしまうのでは?と妻が「日記的なものも書いてみたらどう?」と提案してくれましたのが始まりです。
私としても、こうやって毎日なんとなく息子や家族の話を書くことで、記録に残せるというメリットがあるのでありがたい提案でした。
先生と呼ばれるのは好きではないのですが、職業柄ついつい「先生感」を出してしまう悪い癖があります。
教える側・教えられる側というのは相対的なもので、ある分野については先生であっても別な分野においては相手が先生だったりします。
青臭い感じがしますが、年齢に関係なく、そういう「教え、教えられ」みたいな関係を築いて行けたら素敵だな~と考えてます(笑)
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