こんにちは、川畑です。
目上の人と話すのって結構緊張しますよね。
特に経営者の方々とお話するとなると余計です。
百戦錬磨の社長様方を相手にするわけですから、緊張しない方がおかしかったりするのかもしれません。
そんな中、ふと「なんで緊張するんだろう?」と疑問に思ったことがあります。
今日は目上の人と話す際に緊張する理由と、その対処法について私が実践している事をお話します。
目上の人と話すと緊張する理由
目上の人と会話で緊張する一番の理由は「正しい言葉遣いを意識するから」です。
もちろん「経験値に差がある」とか「相手はお客様で」とか「怒ると怖い人もいる」みたいな理由があるのは間違いありません。
ただ、こういったものは最終的に「正しい言葉遣いによる緊張」へ行き着きます。
なぜなら相手を格上と考えれば考えるほど、慣れた言葉を使えなくなってしまうからです。
気心の知れた友達と会話する時に緊張する人なんていません。
しかし相手の立場が上がれば上がるほど、慣れない言葉遣いをしてしまいます。
「相手に失礼のないように」という気持ちが強くなるからです。
そうすると「あれ、何て言えば良いんだっけ?」とか「今変な言い方しなかったかな?」といった不安な押し寄せます。
これが一層緊張に拍車をかけてしまうわけです。
提供する価値は言葉遣いではない
私は公認会計士という仕事上、経営者の方々とお話しする機会がよくあります。
社会人なりたての頃は本当に緊張しました。
自分の発言一つ一つが「失礼じゃないかな」と気になって仕方ありません。
でもよく考えてみると、私の仕事は経営や財務のサポートが仕事です。であるなら提供する価値はお客様の会社の利益アップやコストダウン、その他経営者特有のお悩み相談になります。
「正しい言葉遣いで話すこと」は本質的な価値ではないわけです。
もちろん友達と話す様な言葉遣いなんかしませんが・・・
ただ、正確さを求めるあまり余計な事に意識が行ってしまったりすることで、提供すべき価値を十分にお届けできない事態は避けなければなりません。
とすると、やはり正しい言葉遣いというものの優先度は低くなると思っています。
正しさより丁寧さ・親しみやすさを重視する
ここまで正しい言葉遣いを意識しすぎないとお話してきました。意識しすぎないためにコミュニケーションで私が意識していることがあります。
それが「正しさより丁寧さ・親しみやすさを重視する」ということです。
相手に私が敬意を持って丁寧に接している事が伝わる話し方、態度の方を優先させる方が良いと考えています。
例えばマナー講師の先生。
マナー講師の方たちって正しい言葉遣いで話してますよね。
おそらくあれが正しい日本語です。
ただ私の感覚ではが、マナー講師的な「正しい日本語」で話しかけられると、距離を置かれているように感じてしまいます。
だからこそ正しい言葉遣いではなく、丁寧で親しみを持っていただけるような話し方を心がけているんです。
目上の人に慣れない言葉は使わない
まあ色々と言ってみましたが、結局のところ「慣れない言葉は使わない」に尽きます。
というより慣れない言葉は「使えない」と言った方が良いかも知れません。
普段使わない様な言葉を、無理してひねり出そうとするとかえって変な日本語になってしまいます。
だったら日頃自分が使っている言葉を使い、敬意を持った態度で接するのが良いんですよね。
ロボットであれば100点の警護じゃなければ×かもしれませんが、人間同士のコミュニケーションですから。
目上の人との会話で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
ただし練習はした方が良い
正しい言葉の優先順位が低いとお話してきました。
しかし、ある程度正しい言葉を使いこなせるような練習はした方が良いと思っています。
普段は気軽に話せるレベルの丁寧さで良いですが、バシッと決めなければならない場面というものは人生において必ずあるからです。
無理にいきなり実践しなくても良いけど、正しくはこういった方が良いのか。ということはある程度意識しています。
編集後記
花粉が少し落ち着いたので、洗濯物を外に干したのが間違いでした。
落ち着いたと思ったのは勘違い。
結局大量の花粉の侵入を許し、今日は一日鼻水・鼻詰まり・くしゃみ・目の痒みとフルコース花粉症を再発させました。炎症が治るまで、また数日かかるかも知れません。油断は禁物ですね、、、
そして私事で恐縮ですが、息子が2歳の誕生日を迎えました。
最近は誰に似たのか、覚えたての言葉を使って色々なことを話してくれます。
救急車・消防車・パトカーがお気に入りで、見つけるとこうやって嬉しそうに眺めています。
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