専門家に頼むメリット・デメリット。お金を払うが安く済む?

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こんにちは、川畑です。本日もありがとうございます!
今日は、専門家に頼むと結果安く上がるんじゃないの?という内容で、専門家に頼むメリット・デメリットを交えつつお話してみます。

ちなみに専門家とは、医師・弁護士・会計士(税理士)のような独占業務を持った人をイメージするのが一般的ですが、私の言う専門家とは少し意味合いが違います。

私の言う専門家とは、知識に基づいて報酬を受け、商品サービスを提供する人のことを指します。パン屋さんはパンの専門家ですし、八百屋さんは野菜の専門家です。

こういう広い意味で「専門家」と言っています。

ちなみに私自身も経営や会計の専門家ですので、この記事自体がポジショントークです。
ポジショントークと思って読んでいただければ幸いです。

専門家に頼むメリット

まずは専門家に仕事を頼むメリットを3つお伝えしていきます

  1. 自分の時間を割かずに済む
  2. 納品の精度が高い
  3. 専門分野の最新情報に強い

自分の時間を割かずに済む

専門家に頼む理由はやはり「時間の節約」でしょう。
自分の時間を使わずに済むのが一番大きなメリットですね。

通常の仕事を終えた後に、せっせと夜中までそれ以外の仕事をせずに済みます。

「経営参謀」は自分でドメインを取ったり、サーバーの設定をしたしたので、事の合間を縫って数日かけて準備しました(まだ工事中の箇所も多々あります)。

ちなみに専門業者に頼めば1日でパッとカッコ良いものを作ってくれでしょう。

こういった具合に自分の時間を使わずに、サクッと話が進むのが専門家を頼る大きなメリットです。

納品の精度が高い

専門家ですので仕事の精度が高くなります。
もちろん会社や人によりますが、素人が自分でやるよりは遥かに質が高いのが一般的です。

そしてお金をいただいて受ける以上、ちゃんとした仕事をしなければ長期的に仕事を失います。

  • 知識と経験に基づいて商品を提供する
  • 知識と経験に基づいてサービスを提供する

こういったことも、お客様へのサービスの質を高めなければ淘汰されてしまいます。
だからこそ日々研鑽を繰り返す事で、品質が上がっていくので専門家に任せてしまった方が良いわけです。

専門分野の最新情報に強い

自力でやろうとすると、自ら情報を集めなければなりません。
しかしありとあらゆる情報を網羅的に集めることは不可能に近いです。

どのような情報が必要かの判断だって難しいですからね・・・

だからこそ、各分野の専門家が持つ最新情報を使えるのはメリットといえます。

例えば、

  • 会計士や税理士は最新の会計や税務の情報に強い
  • Webマーケティング会社ならSEOの情報に強い
  • デザイナーは最新のデザインのトレンドに強い

といった具合です。

また、専門家は専門家同士の横のつながりがあるため、情報連携が密です。

さらに関連業種とのやり取りもあるため、周辺知識を得る機会も多くなります。

税理士が司法書士や弁護士、社会保険労務士などの各先生たちと一緒に仕事をすることは多くあります。

専門家に頼むデメリット

続いて専門家に頼むデメリットを3つお伝えします

  1. 自分でやるよりお金がかかる
  2. ぼったくられるリスクがある
  3. 知識・知見が溜まらない

自力でやるよりお金がかかる

専門家自身もそれを商売としてやっている以上、お金が発生します。

自分でやれば時間+直接費(材料代など)だけで済みますが、専門家に頼むとなるとこれに+利益が乗ります。
相手の利益分、お金が余計に掛かるのがデメリットです。

自分のコスト:時間給+材料費
専門家のコスト:時間給+材料費+利益

ぼったくられるリスクがある

最新情報と関わる部分でもありますが、情報格差がある分ぼったくられるリスクは付き纏います。

価格の決定プロセスに情報格差があればあるほど、継続ではなく単発案件であればあるほどリスクは高いです。

ぼられないためには、、、

ぼられないためには情報格差を少しでも埋めることが大切。

その一番の方法は「相場を知ること」です。

今はインターネットがあるので簡単に調べることができる時代。
税理士報酬を調べたければ「税理士報酬 相場」とググればOKです。
ホームページ制作なら「ホームページ 制作 相場」です。

相場を知った場合の注意点

ぼったくられると思い込むと、価格は高くともサービス内容的に割安なのものを避けるという別のリスクも発生します。

安物買いの銭失いにならないように気をつけましょう!

知識・知見が溜まらない

自社でやらずに専門家に頼む場合、社内にその分野の知識・知見が溜まりません。
するといつまでも外注を続けなければならないデメリットがあります。

また、自社の重要な部分を握られてしまうと、相手の言い値で商売をせざるを得なくなってしまいます。

機関部分は特定の会社にのみ発注するのは避けた方が良いでしょう。

専門家を使うと安上がり?

専門家を使うとお金がかかるというお話をしてきました。
しかし本当にお金がかかる分のコストが発生するだけなのでしょうか?

いいえ、専門家に頼むということは一種の投資と同じなのです。

専門家に頼むのは投資

自分でやると、専門家に支払う報酬は発生しませんが、自分の時間を消費します。

専門家に頼むことで自分時間が増えますし、利益アップやコストが削減できる場合が多いです。

であれば、削減できるコストや増える利益に対して支払う額を計算し、それを天秤にかけてコスパが良ければ投資(専門家へ依頼)すれば良いのです。

税務のコンサルの場合

例えば税務申告を自分で行うとなれば、自分で資料を整理し、必要な情報を集めなければなりません。税務署へ申告相談に行くことだってあるでしょう。

これらの手間暇を考えると、税理士に頼んでしまった方が楽だし安心です。

仮に自分で申告ができる場合にでも、一度は正しい経費処理や節税の方法をコンサル的な観点で聞いておくのも手です。

内容によって数万~十数万円程度になりますし、効果はずっと続きます。

仮に10万円で税務コンサルを受けて、簡単に2万円の節税ができたのであれば、今後は税理士に頼らなくても税制が変わるまで2万円節税できます。

また、同じようなパターンの取引が増えたケースでは、その効果が4万になったりするのです。

専門家に頼むのがやっぱり良い

トータルで考えると専門家に頼んでしまうのが良です。
本業に集中して、本業外の部分は外部の専門家の知見を使うというのが経営上良いですしね。

苦手な部分は外に出してしまいましょう。

もちろん世の中には悪徳業者もいますが、大半の人は真摯に相談に乗ってくれます。

だまされるんじゃないか?と心配になった場合には「業者名 詐欺」とか「業者名 評判」で調べると本気でやばい会社はすぐにヒットします。

編集後記

息子が新幹線にハマっており、毎日のように新幹線のDVDを見ています。

おそらく少しすると新幹線の専門家になっていることでしょう。

私が彼の専門分野の研究を助けてあげられることは、新幹線に乗せてあげることくらいでしょうか?笑

将来どんな分野の専門家になるのか、今から楽しみです。

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ABOUT US
川畑文秀
公認会計士に大学在学中に合格し、監査法人に6年弱勤務していました。 現在は監査法人を退職し、公認会計士・税理士兼経営コンサルタントとして経営に役立つ情報を発信中。社長業は孤独な仕事です。私はそのパートナーとなるべく活動しています。趣味はゴルフで、ビールとワインが大好きです。