「数字が苦手」克服法。数字はお金・経営もお金

キャッシュフローシート
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こんにちは、川畑です。

本日もありがとうございます。

私は会計士なので一般的に「数字に強い」と思われがちな職業です。

しかし私自身は数学が苦手(というか嫌い)ですので「数字に強い」と言われると果たしてどうなんだろう?と疑問に思ったりしています。

お金の話は好きな方ですが。

世の中的には「あの人は数字が強いよね」みたいな言い方ってよくありますが、そもそも「数字」って何なんでしょうか。

なんだか「数字」とひとまとめにすると、とても難しいことのような気がしてきます。

数字が苦手、得意の「数字」とは

数字に強い、弱い、得意、苦手などという時の数字とは何を指しているのでしょうか?

大きな主語になってしまっているので、私は2つに分類されると考えています。

  1. 学問の数字
  2. お金の数字

学問の数字とは、微分積分などの比較的高等教育で扱われる数学のことで単なる「数字」を指しています。


お金の数字とは、日常生活や事業を営む上で必要になる数字のことを指します。


よって、「数字に強い」とか「数字が苦手」という話をする際には、学問的な文脈なのか、お金的な文脈なのかを意識した方が良いと思います。

経営の数字はお金を加減乗除

では経営してい上で必要な「お金の数字」に強くなるにはどうしたら良いのでしょう。

個人的にはお金に対する敏感さが必要だと思いますが、数字を敏感にキャッチするのに必要な能力は、2つです。

  1. お金加減乗除の能力
  2. お金の比較能力・相場力

①お金の加減乗除能力

お金の加減乗除の能力とは、要するに足し算引き算掛け算割り算をする能力です。

商品Aの1ヶ月の売上が100万なら、1年だと×12で1,200万
商品Bの1ヶ月の売上が5万なら、1年で60万
合計で1,260万

みたいな。

②お金の比較能力・相場力

私は個人的にこっちの方が大切な気がします。

ある数字を見たときに、高いのか安いのかを判断する能力、すなわち相場力です。

例えば350mlのアサヒスーパードライが1,000円で売っていたら高いでしょうか、安いでしょうか。

普通に考えたらめちゃくちゃ高いですよね。

では、ドイツ直輸入のソーセージがあるとして、これが1,000円だったらどうでしょう。

ソーセージとしては高い気もしますが、輸入物だし安い気もします。

ビールの場合には相場観があるので、高すぎることに気が付きますが、ドイツ直輸入ソーセージが高いのか安いのかさっぱり見当もつきません。

こんな感じで相場感はいろいろな数字を見ることによって養われるので、経営も同じようにお金の相場感を持つ必要があると思います。

把握しておくべき経営数字

経営上、とりあえずこれを知ってれば良いんじゃないの?というお金の指標は4つです。

  1. 売上
  2. 粗利率
  3. 労働分配率
  4. 利益

経営指標とキャッシュフローシートの構造

①~④のお金の指標を組み合わせたのが下のようなキャッシュフローシートです。

売上

売り上げは言わずもがな、売り上げの額です。
キャッシュフローシートの一番左側の100がその金額です。

粗利率

粗利率とは、売上から変動費を引いた粗利が売り上げに対してどの程度あるか?です。
例えば20で仕入れて100で売ると、粗利は差引80になり、80/100=0.8ということで粗利率は80%です。

労働分配率

労働分配率は、粗利に対する人件費の比率です。
これは人件費/粗利で求めます。

キャッシュフローシートだと、48/80で0.6ということで、労働分配率60%です。

利益

粗利から固定費を引いた残りが利益です。

ここからざっくり税金40%が引かれ、税引き後に60%残ります。

自分の業種のキャッシュフロー図の相場を知る

お金の能力のところでお話した通り、相場を知る必要があります。

粗利率で言えば、サービス業だと売る製品がないので粗利率自体は80%以上になります。
会計事務所などの場合には90%以上に達することも多いです。

逆に卸売は15%程度で小売りなどでは30%程度というのが相場です。

業種によって儲けのしくみというか、売る商品・サービスが異なりますので粗利率も異なってきます。

自分の業種が見えると、今度は他の業種が見えるようになるのでどんどん数字が頭に残るようになります。

お金の数字に対する感覚を磨く習慣

とても偉そうにいろいろと語ってしまいましたが、最後にお金の数字に対する感覚を磨く習慣についてお話させてください。

お金の数字を掴むうえで重要なのは「相場観」ですが、その感覚って日常生活でなんとなく掴むしかありません。

その為のコツというか、私のやっている習慣はいろいろな数字を12倍にしたり1/12にしてみることです。

例えば年収1,000万という数字だとだいたい月8~90万だな、みたいな感じです。

経営にしても、基本1年単位で物事を考えるので、12倍・1/12という感覚って結構重要なんじゃないかなと思っています。

また、そのほかに年の売上目標を分解しまくる遊び、

目に入ったお店が儲かってるのか考えるゲームもお金の流れをイメージするのに有効です。

こういう話を妻にすると「変わり者だね」と言われて悲しくなるのですが、、、

もしよければやってみてください。

意外と楽しいですよ!

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ABOUT US
川畑文秀
公認会計士に大学在学中に合格し、監査法人に6年弱勤務していました。 現在は監査法人を退職し、公認会計士・税理士兼経営コンサルタントとして経営に役立つ情報を発信中。社長業は孤独な仕事です。私はそのパートナーとなるべく活動しています。趣味はゴルフで、ビールとワインが大好きです。