こんにちは、川畑です。
本日もありがとうございます!
社会人になって6年近くたちましたが、この間「考える時間」が劇的に増えました。
具体的には、
自分の将来をどうするか?
自分はどういうことをしたいのか?
といった未来の話から、
収入をどう得るのか?
生活費はどの程度にするか?
という比較的目先の話まで、様々です。
自分のあり方や問題の解決策を練る上で、「考える時間」はとても重要だと思います。
しかし考えることよりも、その時間を誰にも邪魔をさせないようにすることの方が遥かに重要です。
考える時間の重要性
考える時間を確保することはとても重要だと思います。
- 自分が今後どうしていくのか?
- 生活上の問題をどう解決するのか?
- 今年の仕事はどう進めるのか?
- 今日のブログは何を書くのか?
- 報知器の点検が来るらしいが、どう調整するか?
と抽象度や長期短期の差はあれど、どれも考えないことには答えが出ませんし、当然解決もできません。
私自身がそうなのですが、つい緊急度の高いことに追われ、緊急度が低い重要なこと(3~5年内の目標など)を考える時間を確保できなくなってしまいます。
ブログの内容や報知器はともかく、それより上の3つについては内容に応じて月に一度なり、半年に一度、じっくりと考える時間を確保したいものです。
考えると悩むの違い
考えることと悩むこと、これは同じように頭の中で何かを思い浮かべている点では似ています。
しかし、両者には決定的な違いがあります。
それは「行動につながる結論を出すか」です。
考えることとは、すなわち行動につながる結論を思考により生み出すということです。
これに対し、悩むとは結論が出せない又は結論を出さない問題に堂々巡りの思考を繰り返すことなのです。
例えば好きな人がいるとします。
その人に今自分はどう思われているのか?
その人と付き合うためにどうアプローチするのか?
この方法を検討して実行することが「考える」ということです。
これに対し、
今日のあの発言は変に思われなかっただろうか?
もしかして嫌われたのではないだろうか?
と答えの出ないことに思いを巡らすことが「悩む」です。
前者は果たしてそれを恋と言えるのか?という別の問題がある気もしますが、イメージとしてはこんな感じです。
私が思うに結局のところ考えるとは、現状を認識して理想(あるべき姿)とのギャップを埋める手段を検討し、実際の行動に移すことです。
考える時間を邪魔させない
考える時間を確保することの重要性についてここまで書いてきました。
しかし、考える時間の確保以上に重要なことは「考え中に邪魔をさせてはいけない」ということです。
なぜなら「考える」とは行動を伴う結論を出さなければならないからです。
現状はどうか?理想は何か?この差を埋めるにはどうしたら良いか?
これらを検討している思考の輪に、邪魔が入ると考えがまとまりません。
「何か思いつきそう」な状態で思考を止められると、下手したら二度と思い出せない可能性があるからです。
とにかくある程度考えがまとまるまで、一人でじっくりと時間を取る必要があります。
カフェのような雑音が飛び交う場でも、誰一人話をしない図書館のような場でも自分が落ち着いて考えられる場があればそれで良いと思います。
私はカフェでコーヒーを飲みながら考え事をするのが一番落ち着いて集中できます。
考える時間をどう確保するか
考える内容に応じて頻度は異なるものの、考える時間の確保が必要になります。
とある本の中に出てきた社長は、年に一度1週間、リゾートホテルに一人でこもり、一切会社と連絡を取らないで会社のことを考える時間を確保するようとのことです。
しかし通常はここまで極端にはできません(金銭的にも(笑))。
あくまで私の場合ですが、あえて待ち時間の多くある予定を入れたりするのも一つの手段です。
私は週に一度ゴルフ練習に行くのですが、この時に小一時間待つ練習場にいきます。
(ありがたいことに少し広めのカフェが併設されている!)
この待ち時間という暇な時間が、私にとって考え事をする時間です。
別に難しいことは考えていないのですが、趣味の前のリラックスしたタイミングでこういう時間があると、普段思いつかないことがふと浮かんだりします。
「悩む」を「考える」に昇格させるには
「悩む」と「考える」との決定的な差はすでにお話してきました。
その「悩む」という行為を「考える」に昇格させるコツがあります。
それは紙に「悩み」を書き出す事です。
紙に書き出す事で、悩みが言語化されます。
こうすることで、単なる「悩み」に対して結論が出る可能性が高まります。
先程の恋愛の例で言えば「嫌われたのではないか?」と紙に書き出すとします。
すると、、、
- どのような点が嫌われたのか?
- どうしたら良かったのか?
- 次から何を気をつければ良いのか?
といった新たな問いが生まれます。
この問いへの答えを探す過程で、答えに対する行動につながるので「悩む」が「考える」に変わります。
この紙に書き出す際の注意点は、必ず疑問系にすることです。
人は質問をされると何故か答えたくなってしまう生き物のようで、問いの答えを反射的に探してしまいます。
とはいえ人生は悩みの連続
あーだこーだ書いてみましたが、答えの出せる問題だけの人生なんてつまらない気もします。
答えのないことに悩むからこそ人間味がありますし、悩むことができるのが機械と人間の違いです。
ただし何か結論を出さなければいけない場面では、自分の時間をしっかり確保して考えないといけないなぁと思ってます。
、、、、、と、
1歳児の「お父さん、スマホで何してるの?」「おーしーえーろーーーー!!!」という非言語の強烈な妨害工作を耳元に受けながらブログを書いています(笑)
ということで今日はこの辺にして、まだ人生の悩みなんて微塵もなさそうな少年も遊んできます。
編集後記
アイキャッチ画像は息子のプラレールです。
悩むとはまさにこの新幹線くんの状態なのでしょう。
考えることは大切ですが、もちろん考えもしなかったことが起きることは多々あります。
私自身、公認会計士になり、こうしてブログを書いていることを高校生の時には考えてもいませんでした。
しかし、イレギュラーな要素が多くある人生で、予測可能な範囲の行動については自力で何とかする方法を自分で決めることが大切なんじゃないかなと思います。
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