経営の本質は粗利の獲得と分配

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こんにちは、川畑です。
本日もありがとうございます!

突然ですが、経営とは一体なんでしょう。
事業をすることなのか?それとも売上をあげることなのか?

よくよく思い返してみると、事業を営んでいるのにそんなこと考えたこともなかった!ということが多くありますよね。

経営の本質は粗利の獲得と分配

経営の本質は粗利の獲得と分配です。

え?売上を上げることじゃないの?そう思う方も多くいるかもしれません。
しかしそうではありません。

もう一度言います。経営の本質は粗利の獲得と分配です。

経営の本質①粗利の獲得

まずは粗利の獲得、つまり売上から変動費を引いた差額を獲得が経営の本質です。

この意味において、売上自体には実は大した意味はありません。
売上なんかいくらでもあげられるからです。

例えば書店で最新の雑誌を1000円で購入し、それをそのままお店の前で500円で売ってみるとしましょう。きっとすぐ売れると思います。

これを100回繰り返すと売上は5万円です。

メジャーな雑誌は10種類ほどありますので、全部でやれば1日で50万円ほど売上が経ちます。

毎週同じことをすれば1ヶ月で200万円、年間2,400万円の売上になります。

ではもう一度話を戻しましょう。

この売上に意味はあるのでしょうか?

売上は確かに2,400万円経っていますが、そのための仕入れは4,800万円なので2,400万円の損です。このように売上を立てるのは案外簡単だったりするんです。

だからいかに売上から利ザヤを取るのか、つまりどれだけ粗利を獲得するのかが重要というわけです。

経営の本質②粗利の分配

経営の本質のもう一つの構成要素は粗利の分配です。

粗利をそっくりそのまま懐に入れることは出来ません。

粗利を獲得するためには「人を雇う」「機械に任せる」「広告を打つ」という何かしらお金を使わなければなりません。

このため、粗利を獲得するためにどの様に粗利を分配するのか?が重要になってきます。

主な分配先としては先ほど例に挙げた通りですが、最後に利益への分配があります。

利益とは事業で得た「儲け」という認識が一般的ですが、「事業を続けるための費用」という見方をしたりします。

利益0ではそのビジネスをやっても何も生み出しませんし、オーナーの取り分がない事になりますからね(笑)

考え方の違いではありますが、そういう見方もあるんだなと思っていただくと良いと思います。

いずれにせよ、経営とは本質的には粗利の獲得と分配をどうするのか?ということなんです。

粗利の獲得は色々なパターンや成功法則が各社にありますが、粗利の分配は小規模ビジネスではざっくり決まっています。

人件費50〜60%、その他固定費20%、利益20%です。

もちろん業種によっては労働集約型で、ほとんど人件費みたいな偏りはありますが、利益20%取れるように意識して分配するのが大切です。

この辺りは、小規模ビジネスの経営計画超入門でお話しています。

編集後記

最近は花粉が酷かったのでずっとメガネでいましたが、今日は友人の結婚式のために思い切ってコンタクトに戻しました。

結果は、、、、

セーフ!今日は目がゴロゴロせずにすみました!
良かった・・・

メガネはコンタクト程度数の調整をこまめにしていないので見づらいという問題があったので本当に良かったです。

もう一つの問題点は「曇りです」今まではメガネ+マスクだとメガネが曇る問題があり嫌でした。

ということで、今年はメガネの曇り止めを思い切って買ってみたした。

これ、めちゃくちゃ良かったです(笑)風呂に入っても曇りません!

息子とお風呂に入る時に、曇ってしまって困っていましたがこれからは安心して入れそうです!

ただ水に濡れると落ちてしまうので、そこだけは気をつけなければいけません。

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ABOUT US
川畑文秀
公認会計士に大学在学中に合格し、監査法人に6年弱勤務していました。 現在は監査法人を退職し、公認会計士・税理士兼経営コンサルタントとして経営に役立つ情報を発信中。社長業は孤独な仕事です。私はそのパートナーとなるべく活動しています。趣味はゴルフで、ビールとワインが大好きです。