こんにちは、公認会計士・税理士の川畑です。
本日もありがとうございます!
今日は、採用について考えていこうと思います。
中小企業において、ペーパーテストを採用試験に入れるか否か?
これは結構悩ましい問題です。
人集めが苦しい中小企業において、ペーパーテストがあるとより一層苦しくなるのでは?
こう思うのは当然です。
個人的にはペーパーテストは受けてもらった方が良いと思っています。
今日はその理由と、どんな問題にしたら良いの?
こういったお話をしていこうと思います。
中小企業の採用でペーパーテストを行うべき3つの理由
理由①:組織は最低限の教養がある人間をとるべきだから
中小企業だからと言って、来てくれたと喜んで採用するのはあまりおすすめしません。
たしかに大企業と比較して採用ハードルが高いのは事実です。
とは言え最低限の教養がない人材を雇って苦労するのは会社と社長自身です。
雇われる側に選ぶ権利があるのと同様に、雇う側にも同じく権利があります。
理由②:ペーパーテストを嫌うタイプは努力しないから
次の理由がペーパーテストを嫌うタイプは基本的に努力しないという点です。
社会人の1日の勉強時間の平均が6分というお話はこれまで散々してきました。
この平均には、超一流大学を卒業した人たちが当然含まれます。
ペーパーテストの世界を戦い抜いた人間を含めてもこの程度の結果であるということです。
おそらく平均を6分に押し上げているのは、ペーパーテストの世界で上位10〜15%くらいにいる人たちで、それなりの大学を出ているはず。
もちろん学歴が全てではなく、今頑張っているかが重要ですけどね。
ペーパーテストを極端な嫌うということは、20代までにすべき努力を十分にしていない可能性が高いわけです。
そうすると、今後努力をしてくれる可能性はかなり低いと一般的に判断せざるを得ません。
理由③:幹部採用か作業者採用かを決められるから
テストの内容を分けることで、幹部採用か作業者採用かを決めることが出来るのも利点です。
例えば単純に、基本的な教養があり、まともに会話ができれば良いのであれば
- 漢字の読み書き
- 簡単な数学の問題
こういってことをやればOK
そして幹部候補の場合には、基礎教養+論理的思考力が必要になります。
幹部になるには、希望の有無と同時にある程度理論立てて考える能力が必須。
論理的な思考が必要な問題を織り交ぜることで、これを解ける人は幹部候補で採用可能と判断できるわけです。
中小企業の採用でペーパーテストを行う才能試験内容
さて、具体的な試験内容については既に理由③で少しお話してしまっています。
要するに
- 基礎教養
- 論理的思考力
この2点を測れば良いわけです。
基礎教養を測るには?
基礎教養を測るには、
- 漢字の読み書き
- 簡単な数学の問題
こういったものを20〜30問出せば良いと思います。
内容は小学校や中学校レベルの内容で十分です。
論理的思考力を測るには?
割とおすすめなのが私立中学の入試問題を参考にすることです。
例えば
A〜Dの4人が競争をしました、それぞれの発言を参考にDの順位を当てましょう
みたいな問題です。
SPIなんかでも出てきますので、それを参考に自分で作成しても良いと思います。
いずれにせよ、中小企業の幹部クラスの採用にはある程度の論理的思考力が必須です。
編集後記
娘が産まれて1ヶ月ということで、お宮参りの写真を撮ってきました。
スタジオアリスに初めてお願いしてみたのですが、凄いですね。
着替え放題、撮り放題みたいです。
そりゃ子供、特に女の子には大人気なわけですわ、、、
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