こんにちは、公認会計士・税理士の川畑です。
本日もありがとうございます!
大企業を飛び出して企業したという場合以外、あまり部下というものを持った事がない若手経営者も多いのではないでしょうか?
経営者であるということは、自分の部下たちを成長させてビジネスの世界で闘い続けるということ。
今日は、社員さんや部下の指導時に気をつける3つのことについて私の経験を踏まえてお話していこうと思います。
【若手経営者】社員・部下の指導時に気をつける3つのこと
【部下指導①】パワハラ問題には気をつける
まず注意しなければいけないのが「パワハラ問題」です。
ほとんど言ったもん勝ちみたいな状況になっているのもどうかと思いますが、そういう時代です。
ついつい「馬鹿野郎!」とか「ふざけんな!」と怒鳴りたくなる時もグッと堪えなければなりません。
次に話しますが、怒ることは結構デメリットがありますし、何よりパワハラ問題に発展するリスクがあります。
特に
- みんなの前で怒る
- 強く指摘する
こういう場合はパワハラ認定される可能性があるので気をつけましょう。
【部下指導②】怒りたい気持ちは抑える
私自身怒りっぽいのですが、怒りたい気持ちは抑えた方が良いです。
怒られた側は基本的に自己防衛本能で「自分自身を正当化する」という行動に出る可能性があります。
- そんなに怒られることなのか?
- 俺だって頑張ってるのに!
怒られている最中にこういう思いが頭をよぎっていると、せっかくの指導も頭に入っていかなくなってしまいます。
また、怒っている側にとっても負の影響があります。
ミスを指摘して怒るとスッキリした気持ちになります。ただ、これはあまり良いことではありません。
人間や犬などの高等生物の脳には「大脳辺縁系」と呼ばれる部分があります。
この大脳辺縁系は喜怒哀楽の感情を司る機能で、膨大なエネルギーを必要とします。
そしてここで消費された酸素の2%ほどが活性酸素という老化や病気を引き起こす要因となる物質に変化するそうです。
怒るとスッキリするように思いますが、怒哀については長期的にはマイナスです。
【部下指導③】ミスなどの原因について話すことで探る
最後のポイントはミスの背景にあるものを探ることです。
ミスやエラーが発生する背景には、必ず原因があります。
とにかく「気をつけろ!」とか「もっと注意してやってください」という抽象度の高い指摘をすることは簡単です。
しかし、抽象度の高い指摘では「ミスの背後の原因」が見えにくくなります。
ミスの背景を深掘りせずに表面的な指摘をすることは本質的な解決にはつながりません。
忙しくてもコミュニティケーションをとることで
- その人が単純に不注意だったのか?
- 業務設計上の問題があるのか?
- 本人のプライベートに原因があるのか?
こういったことが見えてきます。
私の場合、部下のミスが急に増えたのでコミュニケーション量を増やしたところ、
「仕事で必要な資格試験の勉強が思うように進んでいない」という悩みを打ち明けられたことがあります。
これを機に仕事ではなく、資格試験の方をどうするかをフォローすることで自然とミスが減っていきました。
このように、ミスの原因というものを掘り下げていくことで、意味のある指導につながると思います。
編集後記
明日から梅雨冷えからグッと気温が上がって、暑くなっていくみたいですね。
湿度も高くて暑いと熱中症リスクが跳ね上がるので、きをつけたいところ。
スケジュールに影響が出ないように、電車移動がある場合には注意していきましょう!
あとは電車なんかでは、体調不良者で遅延することも増えるイメージです。