こんにちは、公認会計士の川畑です。
本日もありがとうございます!
今日は以前にもお話した、電話いらなくない?論の続きです。
私は電話があまり好きではないのですが、、、
その前提を置いても実は電話が必要なシーンというものがあります。
にも拘わらず、そのあたりを無視した電話無駄理論が結構あるので、見落とされているポイントについて考えていこうと思います。
ビジネス電話は無駄
私は電話が好きではありません。
相手の時間をこちらの都合で奪うものだからです。
ビジネスの電話は、今やっている仕事の手が止まるので生産性を下げます。
電話が終わって「えーと、なんだっけ?」と思うことはよくありますからね。
そういう意味で電話は無駄でしかありません。
電話不要論者の第一人者は、ホリエモンこと堀江貴文氏だと思うのですが、彼が無駄と言うから電話無駄論者になった方も多いと思います。
ただ、私は電話無駄論者がいつの間にか論点を変えてしまっているのでは?と思うポイントがあります。
それは電話無駄が、いつの間にか音声通話無駄に切り替わっているという点です。
ビジネス電話無駄論者の末路
私の知る電話無駄論者に、徹底してテキストでのやり取りを好む人がいます。
どういうわけか、やたらめったらccに入れられて困ったことがあるのですが、、、
よくよく見てみると、なんとメールであーでもないこーでもないと議論してるわけです。
お互いに微妙に伝わらないニュアンスを、どうテキストに落とし込むか必死に頭を捻っている様子。
そして一向に話がまとまりません。
こうなると、逆に無駄。
メールやチャットは、情報共有や簡単なやりとりに向いているとは思いますが、込み入った話には不向きだと思っています。
情報交換というか、議論の速度は直接会話するのに遠く及びません。
しかし「電話無駄」と公言し、そう思い込んだため、メールの方が常に効率的だと思い込んでしまっているわけです。
もちろん仕事の指示は文書の方がコスパが良いと思います。
ただ、ニュアンスの補足や認識相違がありそうなら、口頭でのコミュニケーションを加えることが必要です。
そういう意味ではビジネスにおける電話は、必ずしも無駄とは言えません。
電話はいらないけど、会議設定したら?
電話のデメリットは、突然かかってくることで仕事手が止まることです。
ところが、電話無駄論にどっぷり使うと、そもそもなんで無駄だったかを忘れてしまうケースがあります。
繰り返しますが、「突如として」仕事の手を止めることになる点がデメリットです。
であれば、「突如」じゃなくすれば良いわけです。
込み入った話は直接した方がよっぽど効率的なわけですから。
あーでもないこーでもないと頭を悩ませながらメールを何往復もさせるくらいなら、
「15時から30分お話しましょう」で終わらせちゃえば良いのです。
会議も無駄論者がいますが、決めた時間に決めて議題について結論を出すのであれば無駄ではありません。
社長は○○無駄理論に振り回されない
世の中には旧世代のやり方を○○は無駄と切り捨てる風潮があります。
たしかにどのように使っても無駄なものは存在していますが、全てがそうではありません。
電話や会議は使い方、やり方の問題であって、ちゃんと使えばテキストより遥かに優れたツールです。
私は無駄理論に振り回されると、本質的な問題を見失うと思っています。
だから流行りの○○無駄理論が出てくると、そもそもなんでそれが無駄と言われ始めたんだっけ?と立ち止まって考えるようにしています。
こうすることで、
それ自体は無駄じゃない、使い方の問題だな。
→じゃあ使い方に気をつけよう
こういう風に冷静に行動出来る様になります。
社員の立場で「こんなの今時」みたいな話はありますが、実際なにが一番効率的なのか、実は非効率なのでは?ということが起きていないのか
こういった点を判断して、〇〇無駄理論に振り回されないようにしましょう!!
編集後記
今日はジメっとした嫌な天気でした。
うわー、梅雨の感じのいやーなムシムシ感が朝からありました・・・
やっと暖かくなってきたと思ったら、ロクに晴れる日も無いままこの感じになっちゃうのねと、少し残念です。
最高気温25~26℃くらいで、すかっと晴れた日が1週間ぐらい続くと最高なんですけどね
アサガオは、また新たに目が出ていました!
あと1か所種を植えたので、もう1か所から出てくれるととりあえず御の字です。
芽が出なかったらどうしようという不安がありましたが、無事「枯らさないように頑張ろう」という当初の目標に進めそうです。
どう考えても電話一本入れれば済む話です。